2026年9月12日

「保険の銀歯なら、もっと安いと思っていた」
治療費をご案内した際に、このように感じる方もいらっしゃるかもしれません。
現在は、治療する歯の場所や内容によって、保険診療の銀歯でも3割負担で8,000円前後になることがあります。
なぜ、保険の銀歯でも以前より高く感じるのでしょうか。
銀歯に使われる金属の価格が上がっています
銀歯には、歯科治療用の金属が使用されています。
こうした金属の価格は一定ではなく、市場価格の影響を受けます。
近年は金属価格が上昇しており、歯科治療に使われる材料の価格にも影響しています。
そのため、
「保険治療=かなり安い」
「銀歯=安い」
という以前のイメージと、実際の窓口負担額に差を感じることがあります。
8,000円は「銀歯の材料代」だけではありません
被せ物の治療費には、金属そのものの費用だけが含まれているわけではありません。
例えば、
・虫歯を取り除く
・歯を削って被せ物が入る形に整える
・型取りや口腔内スキャンを行う
・被せ物を製作する
・完成した被せ物を調整する
・歯に装着する
といった、さまざまな治療工程があります。
これらを合わせた費用が、最終的な窓口負担額になります。
そのため、治療内容によっては保険診療であっても、3割負担で8,000円前後になることがあります。
保険でも白い被せ物を選べる場合があります
「銀歯でそれくらいかかるなら、白い歯にはできないの?」
と思われる方もいるかもしれません。
現在は、歯の場所や状態など一定の条件を満たせば、保険診療で白い被せ物を使用できる場合があります。
代表的なものが「CAD/CAM冠」と呼ばれる白い被せ物です。
ただし、すべての歯に同じ材料が使えるわけではありません。
噛み合わせの強さ、歯の位置、残っている歯の状態などによって、適した材料は異なります。
銀歯と白い歯、どちらが良い?
銀歯にも白い被せ物にも、それぞれメリットとデメリットがあります。
見た目だけでなく、
・噛み合わせ
・歯ぎしりや食いしばり
・歯の位置
・残っている歯質の量
・耐久性
・費用
などを考慮して選ぶことが大切です。
「銀歯だから悪い」
「白い歯だから必ず良い」
というわけではありません。
患者さんのお口の状態に合った材料を選択することが重要です。
治療費が気になる場合は、治療前にご相談ください
歯科治療は、実際に治療が進んでから
「思っていたより高かった」
と感じると、不安につながってしまいます。
新千里なかの歯科では、被せ物の種類や費用について、できるだけ分かりやすくご説明するよう心がけています。
「この歯は保険で白くできますか?」
「銀歯だといくらくらいですか?」
「保険と自費の違いを知りたい」
など、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
※記載している8,000円前後という金額は、3割負担の場合の一例です。実際の費用は、治療する歯の部位、使用する材料、治療内容、負担割合などによって異なります。
新千里なかの歯科
